食べ方を変えるだけでも痩せられる

1.ダイエット・イーティング

いつもの食べ方をほんの少し変えるだけで、少ない食事の量でも満腹になれます。
そしてその食べ方を続けて行けば、胃が小さくなるので痩せて行きます。
少食が続くことで→脳の満腹中枢のリミッターが低い設定で固定化される→本当にたくさん食べられない人になる→伴って容器(身体)が小さくなる→ホメオスタシスもその設定に順応する=リバウンド、運動なしでも痩せられます。

2.あえて運動はしない

あえて運動はしないで下さい。
筋トレ・有酸素運動なしでも痩せることは可能です。まずは食べ方を変えるだけで、自分はどれくらいの結果が出せるのか?
自分の身体、体質、あなたの今後のダイエットの方向性を見極めるのにも良い機会ですから、あえて運動などは一切行わず、今回はダイエット・イーティングのみで、その効果を実感してみて下さい。

世の多くのダイエット本にも書かれている、環境要因の改善(運動不足・不規則・過労・ストレスによる過食)をどれだけ指摘されても、「分かっちゃいるけど・・」じっさいにはその現状を変えれない人がほとんどです。しかしどんな境遇にある方でも、食事だけは必ずします。であれば、そのときの食事の仕方を変えるだけで、少しでも結果の出せるダイエットがあればと思い、このダイエット法を提案しました。

いつもの食べ方をほんの少し変えるだけなので、どんな環境要因をお持ちの方にでも、カンタンに取り入れることができます。様々なダイエットにより、せっかく理想の体重や体型を手に入れても、続けるのがツラくて止めてしまった場合、また今までのように元に戻ったり、結果的にはダイエット前よりもさらに肥えてしまいます。

永続的に「そのままの体重・体型でいられる」ためのシンプルメソッドは、単純に「食べ過ぎないこと」です。本サイトのテーマは、「カンタンに、長く続けられ、根本的に改善できる」になります。

3.食べ方を変えるだけでも痩せられる

たくさん噛めば早くお腹が一杯になる話は本当です。
ダイエットはシンプルに考えてください。つい食べ過ぎて太ることはあっても、痩せることはありません。逆に食べ過ぎなければ、痩せることはあっても太ることはまずありません。

「たくさん食べても痩せて行く!」系のメソッドが、最近の傾向としては主流となって来ていますが、1日3食しっかり食べるだけでグングン痩せる!のであれば、1日3食を普通にしっかり食べている平均的な日本の家庭、たとえば鳥取や秋田のお母さん達も、ただそれだけでグングン痩せて行くはずですが、昭和〜現在までを見渡してみても、じっさいにそのような現象は一切見あたりません。 当施設のクライアントによる10年間の統計では、明らかに食べ過ぎて痩せられない女性が多いのが現実です。

たくさん噛めば少食になるから痩せられる、ということは誰もが知っていても、じっさいには「たくさん噛んでいられない」人がほとんどです。そこで本サイトでは、頑張らなくてもたくさん噛んでいられる方法、無理なくゆっくり食べられる方法、早食いが止められる方法、即ち「食べ方を変えるだけでも痩せられる」方法をご紹介して行きます。

4.なぜたくさん噛めない?

どんなに時間に余裕があっても、ほとんどの人がたくさん噛めずに、早く飲み込んでしまいます。たくさん噛んだ方が良いことは分かっているのに、なぜゆっくり食べられないのでしょうか?
じつはそれには明確な理由があり、原理は極めて単純なものです。

(1)まだ味が濃いうちに飲み込みたい!という人間的味覚の欲求。
(2)もっとたくさん食べたい(食べなきゃ)という動物的欲求。
(3)単純にたくさん噛むのが面倒臭い、というせっかち要素。
(4)他者、他生物に奪われてしまう前に!という古い遺伝子のしわざ。

代表的な例をいくつか挙げてみましたが、まず本メソッドをスタートする前に、上記に挙げた早食いの「原因」を理解することです。早く飲み込んでしまう理由が分かっていれば、脳がこのメソッドを受け入れやすくなり、誰でもたくさん噛んで食べられるようになれます。

5.胃は小さくできる

「胃が小さくなる」という表現をしますが、あれはじっさいに胃の大きさが小さくなっている訳ではありません。たくさん食べてしまう時期でも、少ししか食べられない時期でも、画像で見ると胃の大きさは同じです。しかし胃の大きさは変わらないのに、少し食べるだけでも満腹になったり、たくさん食べなければ満腹になれなかったりもします。

「胃が小さくなる」の真相は、脳です。脳が少しの量でもお腹を一杯に感じさせたり、たくさん食べなければ満腹に感じさせなかったりしているということ。つまり物理的な胃の大きさには関係なく、脳の設定次第で少食にもなれれば、大食いからも抜け出せないのです。

この設定を常に低い位置に調整するには、単純ですが日常的に少なめの食事を徹底することです。そうすれば脳の満腹中枢のリミッターも、低い設定で固定化されます。脳が「この人の限界線はこのレベル」と判断し、今までと同じ量の食事は食べられなくします。これが「胃が小さくなった」という現象です。

そして、そのまま常に食べ過ぎることなく生活して行くことができれば、伴って容器(身体)も小さくなって行きます。容器が小さくなれば(具体的に脂肪が減った・体重が減った)、身体からの物理的摂取要求量(脂肪細胞の数や大きさに比例した必要量)も比例して減るので、本当にたくさん食べれない人になります。

6.なぜたくさん噛めば満腹になる?

なぜ「たくさん噛む」ことは食べ過ぎの防止になるのか?
またなぜ「たくさん噛む」と満腹感は早く来るのか?

たくさん噛むと咬筋(咀嚼する筋肉)というアゴの筋肉から、噛んだ刺激が咀嚼中枢を通り、結節乳糖核という所まで達すると、脳からヒスタミンという満腹中枢を刺激する物質が分泌されます。そして、その脳から出されたヒスタミンの量に比例して、満腹感も早く感じられるようになっています。

たくさん噛まないとヒスタミンの分泌も促されないため、早く満腹感を感じることができなくなります。それがたくさん噛まない(噛めない)と、必要量以上食べてしまうことの原因のひとつです。

必要量以上食べる生活を毎食〜毎日続けてしまうと、日々余ってしまう余分量は脂肪(皮下脂肪・内臓脂肪)として蓄積されて行くので、伴って容器(身体)も大きくなって行きます。
容器が大きくなれば(脂肪が増えた・体重が増えた)、身体からの摂取要求量も比例して増えるので、本当にたくさん食べなければ満足できない人になります。つまり胃が大きくなります。

なので、つい食べ過ぎてしまう習慣を防止するには、まずヒスタミンの分泌を増やすことが、一番最初に行うべきことです。ちなみに、「このヒスタミンという物質は、外から取り入れることも可能なんですか?」という質問をよく受けますが、構造的にヒスタミンは外から脳の中に入って行くことの出来ない物質なので、外からヒスタミンを作用させることはできません。

しかしヒスタミンの原料となるヒスチジンという物質は、外からでも脳内に入ることができ、脳の中に入るとヒスタミンに変化しますので、ヒスチジンを含む食材を摂取することは、ヒスタミンをより多く分泌させることにも繋がります。

<ヒスチジンが多く含まれる食材>

・真いわし
・サバ
・サンマ
・アジ
・本マグロ
・カツオ
・ブリ
・豚肉ロース
・牛肉サーロイン
・大豆

7.なぜたくさん噛めば痩せる?

また、たくさん噛むとその刺激は、脳の視床下部という所で自律神経(交感神経)を刺激し、そこからノルアドレナリンという物質が分泌されることによって、褐色脂肪細胞という「脂肪を燃焼させる」細胞が活性化します。

褐色脂肪細胞は、首の全面から鎖骨にかけてや、肩甲骨と肩甲骨の間にある、寒さに長時間さらされたりすると、熱を産生させるために活発になる細胞で、何もしていなくても(運動性を持たなくても)脂肪を燃焼し、カロリーを消費する細胞です。褐色脂肪細胞による熱産生が活性すれば、食べたものを燃やす量が増えますので、さらに太りにくくなります。

しかしただ単純にたくさん噛むという行為は、やってみると意外と難しいですよね。自然まかせの食べ方(噛み方)でたくさん噛むことは、現実にはあまり上手く行きません。何か少し通常よりも難しい食べ方、意識しなければ出来ない食べ方・噛み方をしなければ、じっさいにはほとんどの人が、たくさん噛めません。本当にたくさん噛める食べ方、確実に早食いが直せる食べ方というのが、これから本サイトで解説して行く「ダイエット・イーティング」です。

8.ダイエット・イーティングってどんな食べ方?

食べ物を口に入れたら、食べながらでよいので、両方のほっぺに食べた物を入れて行き、両方の奥歯で同時に噛みます。

9.それをすると、どうなりますか?

じっさいにやってみたら分かりますが、そのように両方同時で噛むと、「いつ飲み込めば良いのか?」のタイミングが分からなくなります。あえて意識的に「飲み込もう」としなければ飲めなくなるので、時には食べ物の味がしなくなるまで、ずぅ〜〜っと噛んでしまうこともあります。

そうすると、ヒスタミンなどの作用により、食べている途中で満腹中枢が立ち上がり、いつもの半分も食べられなくなる人までいます。当施設のクライアント達からもよく「この食べ方をしてから、いつもと同じ量が食べれなくなった・・」と言われます。つまり一口での噛む回数が驚異的に増えることにより、満腹中枢を刺激する脳内物質がより多く分泌され、1回の食べる量が必然的に少なくなります。

10.噛む回数が増えるのはどうして?

人間は無意識で食べると、得意な方でばかり噛みます。しかしなぜか?自然にまかせた噛み方(片噛み)では、つい早く飲み込んでしまいます。ではなぜダイエット・イーティング(両方同時噛み)にすると、いつまでも噛んでしまうのでしょうか?

それは、片噛みに比べて「奥歯でのすり潰し」に時間がかかるからです。片方に入れて噛んだ場合、たとえば左の奥歯で噛んだ場合には、アゴを右に水平移動させて、奥歯の平らな部分で食べたものを「すり潰し」て食べます。しかしダイエット・イーティングの場合は、両方に食べ物が入っているため、片噛みほど大きな水平移動で「すり潰し」ができなくなります。基本的には縦に直線的な噛み方になるので、食べたものを粉々にするまでの時間が、片噛みに比べて長くなります。

そしてもうひとつの理由は、単純ですが難しい食べ方だからです。
今までとは違う食べ方だから、まったくの無意識では噛めません。そうすると必然的に「たくさん噛む」という意識が、食事の最後まで途切れることなく続いて行きます。

11.自分にはできるか?心配・・

「ただ食事を楽しみたい!」のであれば、そのまま(今まで通り)の食べ方でも良いとは思います。しかし「本気でダイエットしたい!」のであれば、それしきの不便さは受け入れるべきです。ダイエットという明確な目的があれば、食べ方が少し不自由になる位のことは、さほど気にはなりません。

もちろんダイエットという目的のない方であれば、自然まかせの無意識な噛み方(=片噛み)でも良いとは思いますが、「自分の何かを変えたい!」と思っている場合、今回に関しては「痩せたい!」と思っているのであれば、何かのアクションを起こすことです。今まで通り無意識に、何も考えず、ただラクに食べていては、人間の自然な欲求(味が濃いまま食べたい・もっとたくさん食べたい・早く飲み込みたい)には到底打ち勝てません。

また、両方同時噛みではなく「片噛みを右と左に交互に移動させて食べる食べ方ではダメですか?」という質問を受けることもありますが、じっさいにやってみたら分かりますが、それでは「たくさん噛む」という意識は続きません。片噛みは「今までと同じ噛み方」であり、「いつもと同じ食べ方」なので、どうしても自然まかせの無意識な状態になってしまいます。最終的にはやっぱり得意な方でばかり噛んでいた、つい早く飲み込んでしまう、という結果で終わります。

そもそもダイエット・イーティングは、いざ実行してみればさほど不自由なものではありませんよ。最初のうちは少し違和感(不思議な感じ)も感じますが、1週間もすればすぐに慣れます。とにかく食事が長くなるので、というよりも噛む回数が自然と増えますので、時間がない時には困ってしまうかもしれません。

12.あえて運動をしない理由とは?

ダイエットにおいて、運動性というのは良くも悪くも、という部分もあります。なぜかというと、運動したらしただけお腹も減るからです。それは健康的なことでもあるんですが、ダイエットにおいては裏目に出てしまう場合もあります。

運動を頑張って筋肉も増えて、理想の体重や体型を手に入れたとしても、何らかの理由により(仕事が忙しくなった・続けるのがツラくて止めてしまったなど)運動性を中断してしまった場合、増えた筋肉や基礎代謝量に比例した食欲中枢だけが残ってしまうからです。そして食事の量だけはそのままで、運動性だけが抜け落ちてしまった場合、ダイエット前よりもさらに肥えてしまうことが多いのです。

つまり運動性で行くなら、一生その運動性を欠くことができなくなるのです。しかしそんなに運動って続きますか?また続けられる自信はありますか?ダイエット人口のなかで、運動系のものを続けられる人は、全体のわずか1%未満・・
残りの99%は、様々な理由から止めてしまうのが実情です。なので当メソッドにおいては、まずあえて運動はしないのです。

13.満腹中枢のメカニズム

満腹中枢を刺激する物質で、ヒスタミンについては既に解説しましたが、じつは満腹中枢が一番刺激されるのは血糖値の上昇です。まず食べたものの中で、一番最初に消化〜吸収されて行くのが糖分(砂糖・炭水化物)です。
糖分が吸収され血糖値が上がることで、脳の満腹中枢が刺激され食欲が抑えられます。

食事を摂ってから血糖値が上昇するまでには、通常15〜20分ほどかかりますが、「早食いの人」が太りやすいのは、この脳の満腹中枢が立ち上がる前に、満腹中枢以上を食べてしまうことが原因です(ここがダイエット・イーティング発案の源です)

また、ヒスタミン・レプチン・血糖値以外にも、さらに満腹中枢を刺激できる物質があります。それは、抗うつ剤などにも使用しているセロトニンという脳内物質です。そしてなんと!セロトニンはリズミカルに「咀嚼」をすることによって分泌が促されます。 なのでダイエット・イーティングで、リズミカルにたくさん噛んでいれば、セロトニンの分泌をも促し、さらに満腹中枢を刺激することが出来ます。

またセロトニンが不足することで、精神が不安定になったり、うつ病になりやすくなることを考えれば、「たくさん噛む」という行為は、太りにくくなるだけでなく、メンタルの安定にまで作用できる、と考えても不思議はありません。またセロトニンは、トリプトファン(必須アミノ酸の一種)という栄養から作られますので、ダイエット効果のみならず、うつ病予防のためにも、トリプトファンを多く含む食材を意識して摂ることもお勧めします。

<セロトニン分泌を促す食材>

・ひまわりの種
・納豆
・豆乳
・チーズ
・赤身の魚
・肉
・そば
・たらこ
・すじこ
・ヨーグルト
・牛乳など

14.ハラヘリ中枢(摂食中枢)のメカニズム

摂食中枢が刺激されるのは、おもに血糖値の低下(血管の中に糖質が少ない状態)で脳の視床下部が刺激され、ドーパミンという物質が分泌されて起こる現象です。
(盲目の人や、慢性副鼻腔炎=蓄膿症で嗅覚の鈍い人でも空腹になるのは、この働きによるもの)

他に視覚・嗅覚・聴覚、胃の収縮や、寒さに長時間さらされても、血糖値の低下と同じように視床下部が刺激され、空腹を感じます。またかなりマニアックな現象では、くしゃみを連発することで胸部の迷走神経が刺激され、視床下部に誤作動が起きることで空腹を感じることもあります。

また、自分が「美味しい!」と感じるものを食べているときは、脳にある前頭前野(ぜんとうぜんや)の活動が低下します。前頭前野は別名「理性脳」ともいわれ、物事を理性的に考えたり判断したりしている部分です。その活動が低下するということは、食欲を抑制するべき領域の活動も低下するということです。人は美味しいものほど食べ過ぎてしまう、というのは「欲」だけの問題ではなく、脳の科学でもあったという証明にもなります。

15.人間の食欲中枢は、あまり当てにならない

人間の食欲中枢(満腹中枢・摂食中枢)は、あまり当てにもなりません。
たとえば昨夜の宴会や会合で自分が食べた量を、いまそのまま自宅の食卓に並べてみたら、一体どれくらいあると思いますか?
普通に自宅で食べる晩ご飯の量と比べたら、3倍近くになったりすることもありますね。ああいう場では、手持ち無沙汰のくちバージョンで、会話しながら、相槌を打ちながら、ついつい食べものを口に運んでしまいます。にも関わらず、いつまで経っても満腹中枢は立ち上がって来ません。

もし人間の食欲中枢が、確実に、完璧に作用するものならば、どんな状況下においても満腹中枢が刺激され、お腹いっぱいに感じるはずですが、じっさいにはそうでもないようです。これが「食事に集中しないと脳が食べていることへの認識が持てず、いつまで経っても満腹中枢が刺激されない」という現象の代表シーンです。

このようなシチュエーションがまだ月に1回か2回であれば、そこまで影響は受けませんが、月に5回〜10回以上もある方(営業・接待など)は、会合中にもよほど気をつけていなければ、いくらダイエット・イーティングを行ったとしても、結果は厳しいかもしれません。なのでそのような状況でも、「これが自宅の食卓だったら?」ということを、30分に1回は思い出してみて下さい。そのつど少し冷静になれますよ。

16.その空腹の原因は、脳がヒマだから

たとえば正月などに、1日中ゴロゴロして何もしていないと、かえって腹ばかりが減ります。しかし消費量が摂取量を上回って、体が栄養を必要としている訳ではありません。この場合、脳がヒマを持て余して、単に「欲」だけを満たそうとしている状態です。つまり本来は栄養を摂る必要のない状況です。

またこれに類似するもので、前日に遅くまで、宴会などでたくさん食べた翌朝にかぎって、起きてイキナリお腹が減っていた経験はありませんか?しかしよくよく考えてもみると、ほんの数時間前まではまだ食べていた訳です。しかも通常以上の量を。
それなのに寝て起きたらイキナリ空腹・・。

これも食欲中枢が一時的に狂ってしまっているだけで、何も栄養が不足して減っている腹ではありません。なので本来は、何も食べなくてもよい状況です。しかしそこでその「偽」の食欲に従ってまた食べてしまうと、その後によほどの運動性や長時間の消費がない限りは、余計に食べてしまった分は必ず余ります。余った分は皮下脂肪に入るか、内臓脂肪に蓄えられます。連休などで脳がヒマを持て余している状況に気づいた場合は、無理やりにでも構わないので、脳が忙しくなれる行動を模索して下さい。片付けでもゲームでも、長時間集中できるものが理想です。

17.食べる順番は関係ない!

野菜から先に食べることで血糖値の上昇を遅らせる、というメソッドもありますが、どんなに野菜や食物繊維から先に食べるといったって、その何分か後には炭水化物も食べる訳ですから、その血糖値が上昇されやすくなるまでの時間差わずか2〜3分が、痩身やダイエットにどれほど深く関わっているかには、大いに疑問があります。

また炭水化物は、何もお米やパンやパスタだけに含まれているものではなく、野菜(にんじん・ピーマン・ねぎ・ほうれん草・キャベツ・レタスなど何でも)にも含まれているものなので、やはり食べる順番には、そこまで神経質になる必要もないと思われます。

また、野菜の食物繊維がコレステロールを吸収するという考えや、野菜を先に食べることで満腹感を先に得るという部分でも、満腹中枢を一番早く刺激できる栄養は糖(炭水化物)ですから、炭水化物を食べ過ぎることさえないのであれば、逆に炭水化物から先に食べて、早く満腹中枢を刺激するという考えでも良い訳です。

食事は人間にとって唯一の楽しみです。何もそこまで美味しくない(メシがマズくなる)順番で食べるよりも、単純にたくさん噛んで食べた方が、よっぽど体には良いです。食べ過ぎることさえなければ、好きなものを好きな順で食べるべきですし、そもそもダイエット・イーティングを行えば、少ない量でも満腹感を感じることができるので、食べる順番や野菜から食べるというメソッドは、ダイエット・イーティングにおいては不要です。

※満腹中枢を一番早く刺激できる栄養は糖(炭水化物)、その次がタンパク質(肉・魚・卵・豆類など)です。脂質(油の多い部分)に対しては、満腹中枢はすぐに反応しないので、脳に早く満腹感を与えるには不利な栄養です。

18.炭水化物は抜く?

個人差はありますが、ダイエット・イーティングをすると90%以上の方は、食べている途中でお腹が一杯になります。
人によってはいつもの半分も食べていない内に、満腹中枢が立ち上がります。

脳が「満腹」と感じてくれたのであれば、それはそれで良いのですが、栄養が不足してしまうことも考えられるので、「おかずはなるべく全部食べること」と指導しています。残すなら炭水化物系が残るように工夫(お米は少なめに盛るなど)して食べてください。もちろん炭水化物抜きの、おかずだけ(魚・肉・野菜・豆類)を食べる方向でも良いですが、お米も食べたい場合は、自分のこぶし大以上は食べないほうが良いです。また、お米とラーメン・うどんなどの麺類や、パスタとパンを食べ合わせることも止めて下さい。

やはり炭水化物が多い食事では、インスリン(糖を細胞の中に移動させる物質)もより多く分泌されてしまうので、貯え(皮下脂肪・内臓脂肪)が増え過ぎることも懸念されます。著名な医師などが、「炭水化物抜きは早死にする!」と言っていることもありますが、本サイトでは炭水化物は積極的に抜いて行っても大丈夫、と考えます。

なぜなら先にもあったように、野菜にもこんにゃくにも、レンコンにもかぼちゃにも、キノコにも海藻にも豆類にも、揚げ物の衣にも、極論を言えば炭水化物は何にでも入っていますから、あえて一生懸命狙って摂取する必要のない栄養素と思われます。なので例えばお寿司屋さんでは、大将が頑固な場合は不可ですが、可能であればシャリを半分にしてもらうとか、買ってきたお寿司であれば、ちゃんと謝ってから(神様や農家の方々に)シャリは全て半分捨てる位でちょうど良いです。

19.捨てることに罪悪感は持たない

食事の途中で多いと感じたら迷わず残しましょう。このメソッドでは、あまりおかずを残したくはありませんが、お腹が一杯と感じたらそこで止めることも、ダイエット・イーティングを成功させるコツ(脳の満腹中枢のリミッターを低い設定で固定する)です。

もしも捨てることに罪悪感を感じる場合は、発想の転換をしてみるのも良いと思います。

(1)恵まれない子供達などが気になったら、後日改めて切手でも送った方がよっぽど現実的であり、いま自分がそれを全部残さずに食べても、その地区の現状や子供達の状況は全く変わらない。

(2)農家の人だってビジネスで作ってるんだから。

※当然、保存できる物は保存して下さい。でも納豆のネバネバが付いてしまったごはんを冷凍保存する気にはなれませんよね・・。 何も食べ物を粗末にしろと言っている訳ではありませんので誤解のないように。
(始めから多く作らない、ごはんも多く盛らなければ良いのです)

20.白米でも一口60〜70回は噛める

一般的には、一口30回ほど噛めば良いとされていますが、ダイエット・イーティングであれば、白米でも一口60〜70回は噛めます。ステーキ肉などの固いものは100回近くも噛めます。当然噛めば噛むだけ、口内から分泌される唾液量も増えていくので、どんどん味は薄くなってしまいますが、このメソッドでは飲み込む前に、「ここで味覚だけを取るのか、食べ過ぎないこと=ダイエット効果、プラス大量の唾液分泌による消化能力アップ&虫歯の予防などプラスαを取るのか」を、一口一口で天秤にかけなくてはいけません。

優先順位はその一口一口で、その時の気分で決めて下さい。気分的に「これは味が美味しいので早く飲み込みい!」と感じた場合、その一口は別にそれでも良いと思います。しかし特に感動のない、ありきたりの食べ物は噛めるだけ噛む。感動の強いものは、欲望の赴くまま早く飲み込むのも、ダイエット・イーティングを長く、楽しく続けられるコツです。

21.好きな物は、一番最初に食べる

「好きな食べ物を最後に食べようと思って、欲張って後回しにしておいたら、先にたいして好きでもない食べ物を食べている途中で、もうお腹いっぱいになってしまって、楽しみに取っておいたその好物が、最後に食べてもあまり美味しく感じられなかった・・」というのは、じつは脳にもダイエットにも損な食べ方です。
好きな物を後回しにするから、たくさん食べなくてはいけなくなってしまうのです。

このメソッドにおいては、好きな食べ物は一番最初に食べてしまえばいいです。そうすれば最後まで食べる必要もなくなりますし、その好きな物が最も美味しく感じられる状態(=脳が喜ぶ状態)で食べられます。また一番最初での満足度が高ければ、満腹中枢の立ち上がり(脳が納得する状態)も早くなるので、結果的に食べる量を減らすことにも繋がります。

たとえばイチゴのショートケーキはイチゴから食べるとか?豚肉のしょうが焼き定食は、おもむろに肉から食べるとか?寿司のネタであれば、好きなものからどんどん食べてしまうことをお勧めします。
「イチゴは後で食べよう〜」と楽しみにしていたら、甥っ子や妹に食べられちゃった!!といった失態を避ける効果もありますので、好きな物は一番最初に食べるべきでしょう。

22.100%失敗しないダイエット・イーティングとは?

100%リバウンドが起きない。空腹によるストレスや、飢餓状態からのドカ食いも起こさない。絶対に失敗しないダイエット・イーティングとは?じつは簡単です。

1年に1キロ落とすことを目標とすればいいのです。確実に1年に1キロだけ落として行けば?3年後には3キロ、5年後には5キロ、10年後には10キロまで落とせます。もっと細かく説明すれば、1ヶ月にわずか100g、確実に落として行ければいいのです。1ヶ月で100gのダイエットであれば誰でも可能しょう。でも1年コツコツ続ければ1キロになります。
ポイントは「1キロ以上は逆に落とさない」ことです。そうすればリバウンドは100%起きません。その体重も完全なものになります。つまりその体重になった人ではなく、その体重の人、になります。その体重や体型がスタンダードな人になれます。

1ヶ月にたったの100gだけ落として行くやり方であれば、飢餓状態もドカ食いも起きませんし、ストレスも溜まりません。失敗する理由がなくなります。できれば身体は長い目で見て作っていった方が良いです。3年後、5年後に確実な成功が手に入るように。そうすれば10年後には10キロ減の人です!

皆が失敗する典型のパターンですが、急いで結果を出そうとしてジタバタしても、結局は後でリバウンドをしているか、そのメソッドが長くは続かず、また他のダイエットを始めても、同じ体重を5年後も10年後も繰り返している。もしくは10年後のほうがさらに太ってしまっている。

だったら10年後に確実な10キロ減を目指した方が得策です。「1ヶ月で100g」「1年で1キロ」「10年後には10キロ」を確実に手に入れて行ってください。1年に1キロ以上は落とさないメソッドであれば、ダイエット・イーティングに限らず、どんなダイエットでも100%成功します。

※あくまでもダイエットが必要な方(太っている・脂肪が多い方)にのみ適応できる考えです。標準的な体重であったり、既に痩せている方に関しては、10年後の10キロ減はかえって健康を損なう危険性があります。

23.本気の人ほど試して欲しい!

一般的にダイエットといえば、決まって運動!運動!運動!「○○だけメソッド」とはいうものの、そのどれもがじっさいには実行しにくく、結局は運動や筋トレによって、ほんの少しの結果を導かされているものがほとんどです。
あれもこれも、それもどれもと、ゴチャゴチャやらされる割には、ごくわずかの成果しか出せないダイエット本には、もうウンザリしているのではないでしょうか。

ダイエット・イーティングは簡単です。とても簡単なメソッドですが、絶対に行うべき状況にある人だけが行えば良いと思います。行わなくても良い(すでに痩せている)人が行う必要はありません。そんな人は自然まかせの、今まで通りのラクな噛み方で食べれば良いと思います。ただし、少しでもご自分が行うべき状況にある!と感じる方は、これを機会にぜひ行ってみてください。

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